長年同じ洗濯機を使っていて、メンテナンスや定期的な掃除をしていない場合は黒カビが生えているかと思います。
目に見えて生えている黒カビがある場合と、パッと見確認できない黒カビもあります。
明らかに黒カビが手に負えない場合は買い替えも視野に入れた方がいいかもしれませんが、まだセーフの場合には黒カビ予防策を毎日の洗濯生活に取り入れていくことをおすすめします。
これは誰でもできる超簡単なことばかりで、全く面倒もないので続けられる黒カビ予防策になっています。
目次
【1】洗濯槽の黒カビは放ってはいけない
黒カビはなんだか生えているようだけど、洗濯物には害がないのでそのまま放置している家庭も多いのですが放置しておくと故障の原因、または衣類に付着したり、喘息が起こったりなんかもします。
黒カビを放っておくと繁殖を加速させるので必ず一掃するか、買い替えをしましょう。
【2】黒カビは洗剤や漂白剤では落ちない
洗濯機の中って、毎日洗われているようなものだからなんとなく清潔なイメージがありますが、洗濯機はお風呂と一緒で湿気が多いくなるのでカビはむしろ生えやすい環境になります。
なお、洗濯に使う洗剤や漂白剤などではカビを落とすことができません。
【3】黒カビがアレルギー性皮膚炎の原因になる
黒カビが生えている洗濯機を使って洗濯をしていると衣類にカビが残留して皮膚に付着し、アレルギー症状を引き起こすと言われています。
大きな症状が出なくても、なんとなく肌が荒れる、痒い、炎症を起こすなどがある場合は洗濯槽の黒カビが犯人かもしれません。
【4】黒カビを生えさせない3つのポイント
洗濯槽に黒カビが生える原因は常に湿度と温度が高くカビが繁殖しやすい環境ということと、カビの大事な餌も多いということが挙げられます。
洗濯機は当然水を使う機会なので、常に湿気が多く存在します。(とくに5,6月は洗濯機の中もすごい湿気)
そして電気を使って動くため洗濯機は高温になりやすく、まさにカビを歓迎するかのような環境が揃っています。
20℃~30℃がカビの繁殖に適した温度になるので、なるべく洗濯機の温度も下げておきたいです。
さらにカビの餌である石鹸カスや繊維、ほこり、雑菌などがありますから、カビが繁殖するには絶好の場所です。
洗濯機がカビにとって住みにくい環境になるのは難しいですが、それを防止する方法はあります。
以上のことを踏まえて、次の3つのことに気を配りましょう。
- 湿気(水気)は常に取り除く
- 衣類から出たゴミや石鹸カスは取り除く
- 熱を逃す
洗濯する時はこれらを念頭におき、これから説明する黒カビ対策を行なっていきましょう。
【5】これで無敵!洗濯槽の黒カビ防止方法10個
カビというのはものすごく根強く、そして繁殖性が高いのでちょっとやそっとじゃ落ちてはくれません。
なのでカビはそもそも生やさないのが一番の得策です。
洗濯機は日々の使用の仕方次第で黒カビを生やさないようにできるのでぜひやってみてください。
黒カビ予防策①「脱水後すぐに洗濯物を取り出す」
洗濯が終わってピーピーっと鳴っているのに洗濯物を放置すると洗濯槽の湿度が高く、高温の状態なのでカビが生えやすくなってしまいます。
いずれにしても洗濯物を放置すると臭くなってしまうので、終わったらすぐに取り込みましょう。
黒カビ予防策②「洗濯機に洗濯物をためない」
洗濯機に直接洗濯物を入れてためる習慣のある家庭は要注意です。
洗濯槽というのは常に排水溝から湿気が湧き出ているので、その中に雑菌の多い洗濯物を溜め込んでいるとカビが生えやすくなり、洗濯槽にも衣類にもよくありません。
洗濯カゴを用意してそっちに衣類などを入れておくようにして、洗濯槽は使わない時はいつも空の状態にしておいてください。
洗濯カゴは穴の空いているものか、空いてない場合は重曹を少し振りかけておくと除湿効果があるのでおすすめです。
100円ショップでも売っていますが、ちょっとおしゃれなものを探している場合はこんなものもあります。
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黒カビ予防策③「使った後は乾拭きする」
洗濯が終わって洗濯物を取り込んだ後は洗濯槽を乾拭きしてください。
脱水をしているので中は濡れているように見えなくても、実はかなりの湿気があります。
乾拭きすると除湿されるのでカビ予防になります。
黒カビ予防策④「洗濯機の蓋は常に開けておく」
洗濯機は湿度が高いので常に開けて通気性を良くしておくことが望ましいです。
特に、使った直後に蓋を閉めっぱなしにしておくと、洗濯機の熱も逃げずに高温状態が続くので、蓋は開けっ放しにして換気をしながら熱を逃しましょう。
黒カビ予防策⑤「月に1回は掃除する」
洗濯槽は定期的に掃除をすると黒カビの元を取り除くことができ、繁殖を防ぎます。
洗濯槽の掃除には「酸素系漂白剤」という塩素系よりも比較的安全なものを使用します。
やり方はこちらの動画にわかりやすく説明されています。
黒カビ予防策⑥「洗濯槽のごみ取りネットは毎回掃除する」
洗濯槽にあるごみ取りネットやフィルターは、洗濯をしたら毎回取り外してゴミを取り除いてください。
黒カビはそういう衣類の繊維やほこり、石鹸カスなどを餌に繁殖するので放置は厳禁です。
ごみ取りネットが汚くなった場合は100円ショップで新品を買って交換してください。
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黒カビ予防策⑦「洗剤を入れすぎない」
洗剤は規定量を上回ると溶けずに洗濯槽に残ってしまいます。
それがカビの餌となるので洗剤を適当に入れたりせず、きちんと測って入れるようにしましょう。
そして洗剤の選び方にもポイントがありますよ。
黒カビ予防策⑧「液体洗剤を使う」
最近は液体の洗剤が主流だとは思いますが、液体の洗剤の方が洗濯槽に残留することを防げるのでカビの餌を作りにくいです。
粉末状のものは水に溶けにくいので洗濯槽の残ってしまうことがあります。
黒カビ予防策⑨「窓があれば開けて換気をする」
もし洗濯機を置いている場所に窓があれば開けて換気をしましょう。
洗濯槽のカビは室内の湿度も関係しているので常に換気をして湿度を逃していきたいものです。
もし窓がない場合はドアを開けて湿気がこもらないようにしましょう。
換気扇があればつけた方がいいでしょう。
黒カビ予防策⑩「ドラム式にする」
もし洗濯槽を買い換える予定があるとしたらドラム式をおすすめします。
ドラム式は乾燥機能がついているので、毎回除湿されて黒カビが生えにくいのです。
しかし普通の渦巻き式の洗濯機でも黒カビ対策をしていればカビは生えにくくなるので大丈夫です。
これでもダメなら
もし以上のことをやってもどうにもならなかったという場合は洗濯機が壊れているのかもしれません。
もしくは洗濯機のクリーニング剤の使用のしすぎで逆に黒カビが発生しているなど(あるらしい)の可能性があります。
そういう場合は洗濯機を解体して掃除してくれる電気メーカーに数千円を払えば掃除してくれたら、その原因を追求してくれたりするみたいです。
洗濯機は毎日使うものだし、私たちの身を包み込んで守ってくれている衣類に関わることなのでなるべく清潔に保ちましょう。
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