「朝起きるのが辛い」
「ちゃんと寝たのに寝た気がしない」
「寝ても全然疲れが取れない」
「ベッドに入ってもなかなか寝付けない」
「イビキがうるさいと言われる」
あなたがもしこのような悩みを持っている場合、原因となっているのは「熟睡ができていない」ことになります。
人はなんかしらの睡眠についての悩みを持っていますが、これは熟睡ができていれば全て解決してしまいます。
ちゃんと熟睡できていれば、朝は快適に目覚めることができ、寝ている間に昨日の疲れが全て取れて心身共に回復している状態になります。
“ただ寝る”のと“熟睡する”ことは全くの別物です。
もしあなたが朝スッキリ目覚められて、夜ぐっすり眠ることができれば人生レベルでパフォーマンスは向上し、体調不良もなくなり、ストレスなく生きていくことができるでしょう。
そこで、誰もがすぐに実践できる熟睡方法の全てをお話していきたいと思います。
目次
これじゃあ無理!熟睡できない9つの原因
① 寝る時間が遅い
睡眠の質を妨げる最大の要因は寝る時間が遅いことにあります。
寝る時間が早いと、朝はアラームなしで自然に目が覚めたり、体の疲れが全て解消されていることがほとんどです。
そもそも、朝の辛さは夜の就寝時間で決まります。
寝る時間が原因となり起きる時間が結果だと思ってください。
② 寝る前にスマホをいじっている
寝る前にスマホやPC、テレビをよく見ている人は目や頭が冴えてしまいます。
それらが発するブルーライトは目の奥まで入り込み、神経を刺激します。
これにより交感神経
③ 夜たくさん食べてすぐ眠ろうとする
仕事などで疲れて帰ってきたり、外食を済ませてから帰宅後すぐに眠ってしまう習慣がある人は、寝ても疲れが取れません。
消化不良のまま眠りにつくと、本来お休み中の腸内で消化活動をしなければいけなくなります。
そのため、睡眠によって体の疲れを取ってくれる代謝機能が動かなくなり、寝ても体がだるかったり、全然寝た気がしないということが起こるのです。
④ 骨や臓器が歪んでいる
デスクワークなどで同じ姿勢でいることが多かったり、体を動かす習慣がない人は骨や臓器が定位置よりもズレていることが多いです。
このような歪みが生じていると、血流が悪くなり冷えやすくなるので寝つきが悪くなります。
さらに夜中にすぐ目が覚めるタイプの人も、自分では感じていない体の歪みストレスを感じている場合があります。
⑤ 休みの日はお昼過ぎまで眠ってしまう
毎日起きるのが早いから、たまの土日はたくさん寝ようと幸せな気分になっている人も多いかと思いますが、寝る時間や起きる時間がバラバラになると体への負担は大きくなります。
必要以上にたくさん寝てしまうと、その夜も寝るのが遅くなって結局次の日の朝も眠くてダルいということになってしまいます。
⑥ 朝食は忙しいから食べない
最近は朝食抜きの人が増えています。
そんな時間あるなら寝てた方がいいということで朝食は食べずに出社、通学している人も多いです。
しかし腹時計は太陽を浴びる他に、腸の運動も欠かせません。
軽く朝食を食べて腸を動かしてあげると腹時計が朝ということを認識できなくなって体が起きていない状態になってしまいます。
⑦ 偏食家または無理なダイエットをしている
栄養バランスが偏る偏食家の人は睡眠に欠かせない栄養素が取れていない可能性があります。
さらに無理なダイエットをしている人は不眠症であることが多く、体に栄養が足りていなくて睡眠が乱れてしまうことがあります。
無理なダイエットは精神的なストレスも感じやすく、より眠れない体質になってしまいます。
⑧ 寝る前にタバコを吸う
タバコを吸うと8秒後にニコチンが脳に達して、それから30分は脳が覚醒してしまい寝つきが悪くなってしまいます。
しかもタバコはいいことが何もないのでやめるのが一番だと思いますが、すぐにはやめられない人は寝る前の喫煙は避けましょう。
⑨ お酒を飲んでから眠る
お酒を飲むとすぐに眠れるからと言ってそれが癖になっている人もいるかと思います。
たしかに眠りにはつきやすくなりますが、この習慣は睡眠の質を阻害します。
アルコールを飲むと、交感神経が優位になり脳は興奮状態になり、体は眠っているつもりでも脳が全く休まりません。
熟睡するために今すぐやめるべき習慣
熟睡を妨げる原因から、あなたがすぐにやめるべき習慣は以下の6つです。
- 寝る1時間前にはスマホやPCを触らない、もちろんテレビも消しておく。
- 寝る前の3時間は何も食べない。
- 休みの日だからってたくさん寝ない。
- 無理なダイエットはやめる。
- 禁煙する。
- 寝る前の晩酌はやめる。
やめることは簡単ではありませんが、徐々に取り組んでいくつもりで意識はしておいてください。
この6つを実践するだけでもあなたの睡眠の質は格段にアップすると思います。
熟睡するために今すぐ取り入れるべき習慣
「やめる習慣」ができたら次は取り入れる習慣をやってみてください。
以下の6つを習慣化すれば熟睡体質になることができます。
① 毎日決まった時間に寝るようにする
良質な睡眠を取るのに欠かせないのは毎日決まった時間に寝ることです。
なるべくその日のうちに眠るのが理想ですが、あなたが取り組める範囲での実現可能な就寝時間を決めておきましょう。
その時間には必ず寝るように30分前には床につくなどを習慣にすれば体内時計がそれを把握し、自然とその時間に眠くなるようになります。
しかし、設定した時間に眠れなかったからと言ってメゲる必要はありません。
その日はその日で割り切って、ちゃんと次の日に戻せばOKです。
それがストレスになってはそもそも熟睡ができなくなってしまいますので。
② 就寝1時間前までには部屋の電気を暗くしておく
家の中でも電気が明るいと脳が「まだ朝なんだ」と錯覚してしまいます。
なのでいざ寝ようとしても全然寝付けなくなってしまうことがあるので、夜になったら部屋の電気を暗めに調節してください。
そうすることで脳が寝る準備を始めて、ベッドに入ったらすぐ寝れる状態にしてくれます。
③ 夜ご飯は寝る3時間前までに済ませる
これは先ほども言ったように、食べてすぐ寝ると消化不良を起こして、寝ているつもりでも全く疲れが取れないという結果になります。
睡眠によって1日の疲れを取る場合は、消化ではなく代謝の方にエネルギーを注がなければいけないので、消化機能に無駄な負担をかけるのはやめましょう。
④ 寝る前に超軽いストレッチをする
今日1日で歪んでしまった体を寝る前に少しでも整えてあげると眠りの質が全然違います。
難しいことは考えずに、少し肩を回したり、グーっと体を伸ばしたりするだけでもOKです。
ストレッチのポイントはゆっくりと体を動かすことなのでリラックスしながら行うとより効果的です。
また、寝る前だけではなく仕事中や休憩中、ちょっと時間がある時にでもやっておくと歪みを最小限に抑えることができたり、血行不良改善にも繋がります。
歪みがなく血流がいいと深い眠りにつくことができ、冷えも改善され寝つきのいい体質へと変化します。
⑤ 起きたら朝食を食べる
体内時計を設定するためにも朝食は必須です。
朝食を食べるメリットは大きく2つあり、1つは腸を起こして体内時計を整える役割と夜にメラトニンを出せることです。
2つ目のメラトニンとは通称「眠りホルモン」と言われていて、夜になると眠くなるホルモンのことを指します。
このメラトニンは朝食で摂取したタンパク質から作り出されるので、朝食ではタンパク質を摂るように心がけてください。
とはいえ、朝は体内時計では「排泄」の時間なのでそこまで胃腸に負担のかからない量と食べ方をしなければいけません。
タンパク質と聞くと肉や魚、乳製品などを思い浮かべるかもしれませんが、実はフルーツや野菜(とくに豆類)、海藻類にも含まれているので排泄の時間を邪魔しないようにこのような消化のいいものを食べるすると良いでしょう。
また、もし朝食を摂る時間がどうしてもないという時は、コップ一杯の水を飲んでください。
これだけでも腸に活動をしてもらうことができます。
熟睡する方法まとめ
- 寝る1時間前にはスマホやPCを触らない、もちろんテレビも消しておく。
- 寝る前の3時間は何も食べない。
- 休みの日だからってたくさん寝ない。
- 無理なダイエットはやめる。
- 禁煙する。
- 寝る前の晩酌はやめる。
- 毎日決まった時間に寝るようにする
- 就寝1時間前までには部屋の電気を暗くしておく
- 夜ご飯は寝る3時間前までに済ませる
- 寝る前に超軽いストレッチをする
- 起きたら朝食を食べる
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