あなたもちょっと疑問に思ったことありませんか?
なぜマグロは高級品なのに、ネギトロって安いんだろうって。
一皿100円のお寿司屋さんに行くとなぜかっぱ巻きとネギトロが同じ値段?
実は安い寿司屋のネギトロやスーパーなどのお寿司のネギトロは安く売れるカラクリがあるんです・・
ネギトロは一体何でできているのか、その真実に迫っていきたいと思います。
目次
本物のネギトロの作り方は案外知られていない
少し雑談になりますが、ネギトロっていうのはマグロのトロにネギを入れるからネギトロと呼ぶのではなく、マグロの中落ちにへばりついた身を“ねぎとる”ことから「ネギトロ」と呼ばれるようになりました。
つまり本来のネギトロとは、マグロの中落ち部分の身を剥いだもののことを指します。
この部位はトロではないにも関わらず、ちょっと白っぽく脂が乗っているのが特徴です。
マグロは高級品なので、細部まで食べれるようにとネギトロというものが誕生しました。
ネギトロはトロよりは安く食べることができるのに、トロのような味わいがするもので、大人から子供までたくさんの人に愛されるようになりました。
偽物のネギトロはこうやって作られる
原材料はマグロではなくアカマンボウ!?
アカマンボウという魚を知っていますか?
アカマンボウとは全長2mで300キロ近くもある深海魚です。
あまり生体が明らかになっていないアカマンボウはもちろんマグロよりも安く手に入るので、マグロの代用品として食べられることもあります。
肝心の味はと言うと、食感は確かにマグロっぽくなっているものの、風味や味はマグロの足元にも及びません。
さらにアカマンボウは脂が乗っていないのでトロとして食べることはできません。
そんな時に登場するのが・・
トロっぽくするためにラードやショートニングを混ぜる!
このアカマンボウをミンチしたものに、脂を乗せるために使われるのが豚のラードやマーガリンやショートニング。
これにより人工的なトロっぽさが出るってわけです。
これらにはトランス脂肪酸が多く含まれているためかなり怖い食品になってしまいます。
マグロの味を作るため添加物で味付けをする
アカマンボウに脂を入れただけではもちろんネギトロになりません。
味や風味、あとは見た目もネギトロっぽくしないといけませんので、こうゆう時は得意の添加物で味付けをします。
味付けにはアミノなどの化学調味料、さらに艶や粘りを出すために増粘剤が使われます。
保存が効くようにPH調整剤、変色を防ぐために酸化防止剤なども使われています。
【警告】安い寿司は絶対に行っちゃいけない!
子供や家族を連れて大手の回転寿司チェーンや安いお寿司屋さんに行く人も多いですが、その安さに飛びついてはいけません。
今回はネギトロだけを例にとりましたが、まだまだ食えたもんじゃないものがゴロゴロ転がっています。
安いお寿司屋は鮮度が悪いものや、使い回しされているものなどが多く、生物だけに絶対に食べたくないものの一つでもあります。
もし高価なお寿司屋さんには手が出ないという際にはお家で手巻き寿司をやったりするのもいいでしょう。
これならスーパーでマグロの中落ちを買ってきて、包丁でミンチにすれば立派なネギトロができますよ!
コメントを残す