健康な体や今ある自分の体は、毎日の生活習慣によって決まってきます。
その生活習慣の一つである、毎日飲む「水」について、私たちは無関心すぎるような気がします。
水は健康維持には欠かせない働きが数え切れないくらいあります。
そもそも、いくら身体にいい食品を食べたとしても水がないとそれはなんの意味もありません。
水についての知識を高めて、もっと水の恩恵を受けてみてはいかがでしょうか。
水についての疑問をQ&A形式で説明していきます。
目次
Q1, 水は1日どのくらい飲めばいいの?

そのほとんどが尿や便で、あとは汗や吐く息でも水分は失われます。
それに季節や運動が関わってくれば、さらに1Lほどの水分が失われます。
そして失った水分はその日のうちに補給しなくてはいけません。
水分は水そのものだけでなく、食べ物に含まれる水分や私たちが身体で作る水分も摂取量に含まれます。
水を飲む以外で摂取できる水分量はせいぜい1.5Lです。
そこにあと1ℓの水を飲めば今日排出される水分量は補えますが、さらに水の健康効果を発揮させるにはもう1ℓ必要なので、1日に飲まなければいけない水の量は2ℓになります。
もちろん、運動をした日や温泉に長く浸かる日、汗を大量にかいた日、お酒を飲む日などはさらに1ℓ(合計3ℓ)飲むことをおすすめします。
Q2, 水は飲めば飲むほど美容にいいって本当?

実際に海外の人が水を一気に6ℓほどがぶ飲みした結果その場で死んだという事件もあります。
水は飲まなくても死、飲み過ぎても死・・それは十分に心得ておきましょう。
普通に生きていたらそんなアホみたいな量の水を飲むことはないと思いますが、普通に摂取している分にはなんら危険性はありません。
Q3, 水を飲むタイミングは?

水は喉が乾いたら飲む人が多いですが、それだと身体にとっては水分不足になって新陳代謝が衰えてしまいます。
水は喉が乾く乾かないに限らずに意識的に飲むようにしてください。
Q4, 水を飲む時は冷たくてもいい?

その際に腸を刺激するために冷たい水を飲むことも有効です。
しかし普段から冷たい水ばかり飲んでいると体が冷えてしまうので、常温で飲むことをおすすめします。
Q5, 硬水と軟水って何ですか?

日本の硬度の計算方法は以下のようになります。
一般的に日本の水は軟水で、海外の水は硬水が多いと言われています。
水はミネラル豊富な地層でゆっくり時間をかけて流れていくと、ミネラル分が水に浸透し硬度が高くなります。
雨が多く、水の流れが早い日本ではミネラルが水には浸透しにくく、硬度の低い軟水が多くなっています。
Q6, 水を飲むなら硬水の方がいいってことですか?

というのも、血管が詰まりやすい人はミネラル豊富な硬水がおすすめですし、腎臓や胃腸が弱い人は軟水が向いているなど色々事情があるからです。
しかし体質改善を目的とする場合はミネラル豊富な硬水の方が効果は高いとされています。
Q7, 日本の水と海外の水、他には何か違いがある?

その大きな違いとは加熱処理にあります。
海外のミネラルウォーターは加熱処理がほとんどされていない場合が多く、本当の意味での天然水です。
一方、日本の水は天然水なのは間違いないのですか、商品として陳列されるまでに「沈殿」や「濾過」、そして加熱殺菌などを行っています。
日本はすぐになんでも殺菌するのが好きなので、これはもう国民性としか言いようがありません。
いいか悪いかで言うと、ミネラルウォーターは加熱殺菌されていない本物の天然水の方が安全で身体にも良いとされています。
Q8, おすすめのミネラルウォーターを教えて!

ここで目的別におすすめなミネラルウォーターをまとめておきました。
以下は目的別でのミネラルウォーターの選び方やそれぞれにおすすめのお水をまとめたものです。
便秘解消 | マグネシウムの多い超硬水を飲むと便が水分を吸収し便が柔らかくなる。 | ハイドロキシダーゼ サンペレグリノ |
糖尿病改善 | 疲れやすい糖尿病は体が酸性になっているので体をアルカリ性に変える中硬水がおすすめ。 | 浅虫温泉水・バランス 富士山天然水バナジウム |
アンチエイジング | 抗酸化作用のある水または水素水で老化を防止する。 | 仙人秘水 島根宝の天然水 |
ダイエット | 脂肪燃焼効果のあるカルシウム豊富な超硬水がおすすめ。 | コントレックス 超硬水マグナ1800 |
毛穴・シミ・たるみ肌の改善 | ターンオーバーを促すカルシムム多めの中硬水や活性酸素を取り除く水がおすすめ。 | プラチナフォレストウォーター 天然還元水 白山命水 |
アトピー・花粉症改善 | 免疫力を高める中硬水がおすすめ。 | エビアン 四国カルストぞっこん |
冷え性改善 | 血流を良くする炭酸水やアルカリ性の水がおすすめ。 | ソーレ・スパークリング 島根宝の天然水 |
自分の体調や、今気になっている症状に合わせて水を飲み分けるといいですよ。
やはり体質改善には硬水が向いているのがわかると思います。