早死にしたい時におすすめ!『マーガリン』『ショートニング』はトランス脂肪酸含有率1位!別名プラスチック油

バターより安く購入できるマーガリンは、バターの代用品として家庭でも飲食店でも多く使われています。

まず、バターとマーガリン、見た目はちょっと似ていますが原材料が全く違います。

バターは生乳と食塩というのが基本です。

一方、マーガリンの原材料は「植物油脂、食用精製加工油脂、食塩、粉乳、乳化剤、香料、着色料(カロテン)」などの油や添加物で作られています。

このマーガリンはトランス脂肪酸の代名詞で、悪玉コレステロールを増やす有害な脂肪酸です。

この危ないと言われているトランス脂肪酸とは何なのか、どんな健康被害があるのか、どんなものに多く含まれているのかをわかりやすく説明していきます。

【1】トランス脂肪酸とは一体なに?

あまり多くの人が認識していない事実として、トランス脂肪酸には2種類あり自然なものと人工的なものがあるのです。

肉や乳製品にもトランス脂肪酸は含まれますが、これは自然なトランス脂肪酸なのです。

マーガリンやショートニングに使われるトランス脂肪酸は人工的に作られてもので、その危険性は計り知れません。

人工的なトランス脂肪酸は一体どのようにして作られるのかと言うと、植物油に水素を添加して作られます。

しかしなぜわざわざ油に水素を添加するのかというと、油はすぐに酸化してしまうからなのです。

油は酸素と結びつきやすく、すぐに酸化してしまう「ナマモノ」です。

利便性、保存性を利かせるために水素添加技術が開発され、いつまでも腐らない油にすることができました。

このトランス脂肪酸は顕微鏡で見ると、プラスチックと酷似しているため科学者たちの間では「プラスチック油」と呼んでいるそうです。

【2】日本だけがトランス脂肪酸をやめられない理由


実はこのトランス脂肪酸、海外では猛毒として扱われています。

日本ではまだ規制がないですが欧米をはじめとする海外、とくにオーストラリアやシンガポール、韓国などでは使用を禁止されていたり表示義務が設けられたりなどの厳しい規制がかけられています。

先進国であるほとんどの国がトランス脂肪酸を厳しく取り締まっている只中、日本は全くその様子がないというのも不思議な光景です。

しかしこのトランス脂肪酸は経済発展に欠かせないという国レベルの事情があります。

トランス脂肪酸の油はかなり低コストで大量に生産が可能で、食べ物が傷みにくくなるばかりか、いつまでも出来立てのようなパリパリ、カリカリ食感を保つことができる食品業界にとってはどうしても手放せない油なのです。

もしトランス脂肪酸の健康リスクがなかったら、夢のような油と言っても過言ではないでしょう。

だから日本は未だにこのトランス脂肪酸の油が断ち切れずにいるのです。

【3】トランス脂肪酸の人体への悪影響

トランス脂肪酸を摂取する一番の健康被害は、動脈硬化です。

動脈硬化は血液が固まって、血管がふさがってしまい命を落とす怖い病気です。

若い人にはピンと来ないかもしれませんが、日本人の死因で2番目に多いのが動脈硬化が原因の病気です。

そして日本人の死因で最も多いのが「ガン」ですね。

トランス脂肪酸は免疫機能を低下させ、細胞を破壊する性質があります。

トランス脂肪酸を摂り続けると早死にするのは間違いありません。

食品には必ずいい面と悪い面がありますが、ことトランス脂肪酸に限ると悪いことしかない最悪な油です。

【4】トランス脂肪酸の表示方法

まだ規制がかけられていない日本が、トランス脂肪酸を使ってくる以上私たちはそれをなるべく避けながら生きていかなければいけません。

しかし原材料の中でご丁寧に「トランス脂肪酸」とは表記されていないから難しいところです。

多くの場合、以下のような表示があるものはトランス脂肪酸だと思って間違いありません。

  • マーガリン

植物油に水素を添加し油を固め、さらに添加物や食塩などで味付けされた加工食品です。

  • ショートニング

マーガリンから添加物や水分を抜いた純度の高い油です。トランス脂肪酸の含有率が最も高いとされています。

  • ファットスプレッド

原材料はマーガリンと同じですが、植物油の割合が80%以下のものはファットスプレッドと呼ばれます。

  • 植物油(または植物油脂)

全ての原材料になっているのがこの植物油。

とくに危険なのがパーム油とやし油です。この植物油は植物から抽出した油のことですが、これには壮絶悲惨な製造工程を踏んでいます。

 

以上代表的な4つの表示を紹介しましたが、このような原材料表記がある場合は買わないようにしてください。

とは言うものの、これらは避けようがないほど様々な食品に入っているから恐ろしいのです。

植物油に限っては、入っていないものを探す方が大変なくらいです・・

【5】トランス脂肪酸を多く含む食品とは?

農林水産省の「食品中の脂質及びトランス脂肪酸含有量(範囲)」を参考にさせていただきました。
また、トランス脂肪酸含有量は100gあたりのもので、1gを超えるものには赤く表示をしています。

パン類

品名 トランス脂肪酸含有量(g)
クロワッサン 0.29~3.0
デニッシュ 0.41~0.98
菓子パン 0.039~0.78
ロールパン 0.14~0.47
食パン 0.029~0.32

残念ながら世の中に出回っているパンのほとんどがトランス脂肪酸を多く含んでいます。

パン自体にもマーガリンが大量に使われているのに、そこにプラスしてマーガリンをつける人がいるのでかなり危険です。

中でもマーガリンを巻いて作るクロワッサンはもちろんトランス脂肪酸も多くなるので要注意です。

安いパンほどマーガリンを大量に使用するので安くて大量生産されるパンには特に近づかないようにしましょう。

お菓子類

品名 トランス脂肪酸含有量(g)
ポップコーン 13
菓子パイ 0.37~7.3
クッキー 0.21~3.8
ケーキ 0.17~3.0
アップルパイ 0.34~2.7
ビスケット 0.036~2.5
ドーナツ 0.27~1.6
ポテトチップス 0.026~1.5
クラッカー 0.049~0.81
チコレート 0~0.71

お菓子やデザートは極めて多くのショートニングや植物油が使われています。

中でも意外なのはポップコーンじゃないでしょうか?

ポテチよりも体にいいと思ってポップコーンを選んでいる人も多いですがとんでもないですね。

トランス脂肪酸は食感を出来立てにすることが可能なので、パイやクッキーなどのサクサク感のあるお菓子には多く含まれているのです。

その他

品名 トランス脂肪酸含有量(g)
ハヤシルウ 0.51~4.6
コーヒーフレッシュ 0.011~3.4
マヨネーズ 1.0~1.7
カレールウ 0.78~1.6
ドレッシング 0.49
インスタントラーメン 0.024~0.38

これら食品は隠れ油とも呼ばれ、無意識に摂取してしまうことが多いトランス脂肪酸です。

ハヤシルウとカレールウではトランス脂肪酸の量が4倍近く異なるのは意外でしたが、ハヤシルウは植物油をカレールウよりも多く使っているのだと思います。

これらはどれも原材料表記の最初に植物油がきている可能性が高いです。

食卓をトランス脂肪酸だらけにすることは容易なこと

例えば1日の食事でトランス脂肪酸摂取量抑えることってかなり難しいことなのです。

トランス脂肪酸大量(意外)の献立


クロワッサン
牛乳


カレーライス
ドレッシングをかけたサラダ


サラダ油を使って炒め物
冷凍食品

このような場合、朝昼晩通して凄まじいほどのトランス脂肪酸を摂取していることになります。

これにプラスしてお菓子やケーキなどのデザートを食べているとしたら・・・もう大変です。

一見、不健康には見えない食卓でも隠れトランス脂肪酸で溢れていることも多く、無自覚にトランス脂肪酸を摂取してしまうから怖いのです。

トランス脂肪酸は加工食品に多く含まれているので、そういうものをなるべくとらない、使用しない、外食ではなく自炊するなど意識的に摂取量を抑えましょう。

トランス脂肪酸を多く含むマーガリン、ショートニング、ファットスプレット、植物油は論外、それ以外にも原材料表記には厳しく注意を払いましょう。

 

ー参考文献ー
「その「油」をかえなさい!」

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