肌を綺麗にしたい!は誰もが懇願することですが、肌は確実に綺麗になります。
しかし、肌を綺麗にするために間違ったことをしている人がいます。
または、肌を綺麗にしたいと思っているけど、それを実践しない人がいます。
肌は絶対に綺麗になるのですが、実はそんなに簡単なことではありません。
結構な努力が必要だし、ローマは1日してならず、時間も必要です。
多くの人はそれができずに、いつまでも美肌を遠くから願うことしかできません。
でも、努力次第でかなり肌を綺麗にすることができるんです。
もし今実践しなければ、「やっておけばよかった」と毎年思うことでしょう。
あなたが肌を綺麗にするためには、なぜ肌が汚いのかを知る必要があります。
あなたが女性でも男性でも、そして年齢関係なく、肌が汚くなる原因というものが存在します。
自分の肌がなぜ汚いのかの原因を知らないでいると、いくら高価な化粧品を使ったとしてもなんの意味もありません。
無駄銭を叩く前に以下のような原因があることを知っておきましょう。
目次
肌が汚くなる原因①「ストレスで雑菌が繁殖する」
ストレスは肌に良くないのはサルでもわかりそうですが、なぜダメなのかは知っていますか?
ストレスを感じるとコンチゾールというホルモンが分泌されます。
このコンチゾールはすごいんです。
コンチゾールが過剰に分泌されると、男性ホルモンを増やして皮脂が過剰分泌になったり、肌を修復する成長ホルモンの分泌を妨げたり、血糖値を上げてタンパク質(肌)を破壊したりするんですよ。
さらに、ストレスが溜まると体は「生命の危機」を感じて神経を興奮させ戦闘モードに切り替えます。(交感神経)
ストレスを感じ続けていると、交感神経がずっと優位になって神経は常に休まりません。
本来は交感神経(興奮状態)と副交感神経(リラックス状態)を必要に応じて使い分けていかなければいけないのですが、これが乱れると全体の自律神経が乱れて、ホルモンなどの分泌も異常になります。
ホルモンの分泌が異常になると、免疫力が低下して肌もばい菌に対抗できなくなり外部や内部の攻撃を受けて傷ついてしまいます。
なので肌に雑菌が繁殖しやすくなり、あっという間に肌は汚くなります。
ストレスは万病の元と言いますが、なぜ万病の元なのかを知っておくだけでもストレスマネジメントがいかに重要かが深く理解できると思います。
唯一やってはいけないストレス発散法
しかし、ストレスを感じないようにしようとすると、これもまたストレスなのが皮肉なもので・・
ストレスは感じてもいいんですが、感じ続けることが肌にとってもダメージが大きくなります。
ストレスを感じるようなことがあっても、発散させる時間を持つことが重要で、それは人によって方法が異なります。
ヨガとか瞑想とかいいとか言われてますけど、それも人によってはストレスになる人がいます。(私もその一人)
ここで一番ダメなストレス発散方法が一つあります。
それは暴飲暴食!
食べてストレスを発散させる行為は、実は発散になるどころかさらなるストレスを与えます。
こんな時に限って甘いものとか脂っこいものとかの体に悪いものを食べますから、そういう手段は取らないようにしてください。
食べる他に楽しいことやリラックスできる方法をいくつかストックしておくことで、ストレスを感じ続けることを避けることができるかと思います。
そもそも生きること自体ストレスでしかないですよね?なので減点方式で物事を見てみるといいですよ、ストレスを感じていない時間に気づいて、それを繰り返すのがおすすめです。
肌が汚くなる原因②「砂糖で肌が酸化する」
砂糖は人間が作り出した最も悪い発明品だと考えています。
砂糖は私たちにとってなんのメリットもありません。
メリットがあるのは経済的なものくらいでしょうか?依存性が非常に強いので砂糖入りの食品はバカ売れです。
砂糖は肌だけでなく体にとっても最悪なのですが、砂糖と肌の関係について説明したいと思います。
まず砂糖を食べることで肌が汚くなる最大の原因はAGEの発生です。
老化物質AGEの発生
AGEとはこちらに詳しい記事がありますが、簡単に言うと砂糖(糖質)とタンパク質(肌)が結びつくと、糖化という反応が起きて、その時に活性酸素より強い酸化力を持つAGEというものが発生してしまいます。
AGEは体の至る所を傷つけて錆びつかせ、一番影響が出やすいのが肌なんです。
肌はもろにタンパク質なので簡単に酸化させられてしまいます。
砂糖の害は言ったら切りがないですが、とにかく腸内も汚して血液も汚していいことが何一つありません。
砂糖をやめるだけでも肌はすごく綺麗になります。
ちなみに私は砂糖をやめた時、肌が蘇生しました。
まっじで砂糖やばいっす!!(興奮)
肌が汚くなる原因③「便秘による肌のダメージ」
体内に毒素が溜まる一番の原因はズバリ「便秘」です。
便秘を甘く見ると一生肌が汚いばかりか、病気も必ずやってくるので絶対に改善しなければいけません。
便秘とは、体内に入ってきた食べ物が腸内で腐敗発酵をすることで起こります。
食べ物を食べて、栄養が吸収されると食べカスだけが残りそれは便として外に排泄されます。(デトックス)
しかし腸の内部には凸凹のヒダがあり、そこに食べカスが残ってしまうことがあります。
食べカスが腸壁にこびりつき、時間がたつと硬化し、便の流れが妨害され私たちは便秘になります。
人間の腸というのは広げるとテニスコート1枚分になると言われています。
そんな巨大な腸にカスがこびりついているということは、一体どれだけの毒素が腸内に溜まっているのでしょうか?考えるだけでも恐ろしいですよね。。
便秘になると、本来排泄されるはずのゴミが腸内に溜まり、それが悪玉菌によって腐敗発酵が行われます。
生ゴミはそのままにしておくと悪臭を放つように、同じことが腸内でも行われます。
この悪臭の元は活性酸素という有毒ガスです。
活性酸素は非常に小回りが利くので、すぐに血中に入り込み身体中の至る場所に移動します。
移動した活性酸素はあらゆるものを「酸化(錆び)」させる性質を持っていて、これが私たちの肌を傷つける最大の原因になります。
実は、活性酸素は呼吸をするだけでも発生するので、生きることは老化することになってしまうのですが、肌を綺麗にするには活性酸素の発生をいかに抑えるかにかかってきます。
便秘を改善すれば、もちろん活性酸素の発生量も激減するので肌を守るためには便秘改善は死ぬほど重要なんです。
肌が汚くなる原因④「便秘によるイオン不足」
さて、便秘にはもう一つ肌を汚くしている原因があります。
それは便秘によるイオン不足なのですが、イオンとは何か?を語ってしまうと長くなるので、イオンとは自律神経を操作している司令塔と考えてください。
まず、自律神経とは体の機能を操っている神経で、呼吸や消化、体温調節、睡眠、血流など生命活動全般を動かしている極めて重要な神経です。
この自律神経を動かしているのがイオンです。
イオンは土の中に一番多く存在し、米や野菜、果物などの土で育つ食べ物がイオンを吸い上げ、私たちに還元してくれています。
しかしそのイオンが体内に入っても吸収できない場合があります。
それは便秘の場合です。
先ほども説明した通り、便秘になると腸内(腸壁)のヒダに食べカスが溜まって硬化します。
イオンは腸壁によって吸収されるので、腸壁にゴミがあると吸収されずにイオンは外に追い出されてしまいます。
これではいくら食べ物からイオンを摂取していても意味がありません。
つまり便秘になるとイオンが取り込めず、自律神経を乱すので、不眠になったり、毒素を溜め込んだり、代謝を妨害したりするので、肌に悪いことが次々と行われていきます。
便秘を改善してイオンを取り込める腸壁を作らないと肌は悪くなる一方だというわけです。
肌が汚くなる原因⑤「栄養不足で肌の代謝が停滞」
私たちの体はあらゆる栄養素によって生命を維持しています。
それはサプリで補えるほど単純な話でもなく、かつ一つの食品で補えるものでもありません。
美肌に必要な要素は血流をよくすることや、活性酸素を除去することなど様々ですが、これにもいくつもの栄養素を必要とします。
しかし、食の多様化と欧米化、利便性の発達によって食品から摂れる栄養素は格段に少なくなりました。
近年、野菜や果物などの栄養がおびただしいほどに低下していることはご存知でしょうか?
例えば、野菜で言うとビタミンやミネラルは以下のように減ってしまっています。
1950年 | 2017年 | |
人参 | 4050μg | 770μg |
アスパラガス | 0.3μg | 0.15μg |
キャベツ | 80μg | 41μg |
ほうれん草 | 13μg | 2μg |
※μgとはビタミン・ミネラルの量を表す単位(マイクログラム)のことです。
昔は人参1本でもかなりの栄養が摂れていましたが、今では何本も食べないと栄養が十分に摂れなくなってしまいました。
まぁこれは序の口です。
野菜を食べていればいいのですが、そもそも野菜を食べずに肉や精製された小麦、砂糖、米を多く食べています。
精製を施した食品は、栄養素0です。
そして加工食品をたくさん食べるので添加物や農薬、防腐剤、アルコールなど毒を体に取り込みます。
こういう毒を取り込むと体内で大量のビタミンやミネラルを消費して毒を排泄しようとするので、体内は常にビタミンミネラル不足です。
つまり何が言いたいかと言うと、栄養というのは体を修復したり、生命活動(血液を流したり細胞を代謝したり)することに使われなければいけないのですが、無駄に摂ってしまった毒素をなんとか外に出そうという働きの方に使われてしまっているのです。
完全に無駄遣い状態です。
そもそもそんなに栄養を摂れていないので、とにもかくにも栄養不足です。
栄養が不足していると肌の代謝は行われないので、汚い肌がいつまでも汚いままです。
シミだってニキビだって、毛穴だって、全部代謝が行われていれば自然と治るのです。
栄養を摂る方法
なるべく色々な栄養を摂る方法が一つだけあります。
それは自分で料理をすることです。(てかこれしかないです)
外食や買い食いは添加物が多いし、コストを下げるために粗悪な食材が使われています。
これを続けていると慢性的に栄養不足が続き、肌にも栄養が行かず細胞はどんどん老衰していきます。
本当なら野菜や肉、魚も良質なものを使いたいところですがまずは近くのスーパーでいいので自分で買い出しに行って色々な食材を使って料理をしてみてください。
これを毎日続けるだけでも栄養が摂れて、肌もよくなっていきます。
肌を綺麗にする食材
自分で料理をする際には美肌食を知っておくことも重要なので紹介しておきます。
食事ではビタミン類、ミネラル、発酵食品を多く摂るようにしてください。
ビタミンB2は新陳代謝を活発にする働きがあるので、肌の細胞を蘇らせるために必要です。
これが不足すると毛細血管が広がり、ちょっとした刺激でも肌が赤くなってしまいます。
赤ら顔の人はビタミンB2をたくさん摂ってください。
B2はレバー、肉、魚、緑黄色野菜に多く含まれます。
ビタミンB6はかつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉、バナナなどに多く含まれます。
不足すると肌が乾燥して皮脂の分泌が過剰になり、肌が酸化しやすくなります。
あとはサビを溶かすビタミンCとEも重要です。
ビタミンCとEは酸化による細胞の老化を防ぎ、体に酸素を供給し、サビを溶かす役割があります。
ビタミンCは野菜と果物全般に含まれています。
ビタミンEはゴマ、油、ブロッコリー、芽キャベツ、やさい、アボカド、レバー、うなぎ、えんどうまめ、アーモンド、はまぐりなど。
ビタミンは水溶性なので、体内ですぐに溶けて排泄されてしまうので常に不足させないようにするのがポイントです。
ミネラルはどこから摂る?
日本は海外に比べるとミネラルの少ない土地です。
ミネラルは自然が作る鉱物から成りますが、私たちの体には16種類もの必須ミネラルが必要です。
ミネラルが不足すると代謝機能が落ちて、肌も老化していきます。
ミネラルは16種類も必要で、しかも全てをバランスよく摂らないとあまり意味をなさないため、結構難しい栄養素なのです。
そこでミネラルをバランスよく摂る方法が塩を変えることです。
その辺で売っている塩はナトリウムなので、ミネラルを1種類しか摂れません。
しかしミネラル豊富な塩に変えると、何種類ものミネラルを摂れるので体内のミネラルが不足することを防ぎます。
私がおすすめするのはキパワーソルトという韓国の伝統的な製法で作られた塩です。
私が知る限り最強な塩です。
この塩を毎回の料理に使うことでミネラルも多く摂れるのでおすすめです。
発酵食品は毎食摂れ
自分で料理をする際に必ず取り入れてほしいのが発酵食品です。
発酵食品は腸内を酸性にして善玉菌を増やし、活性酸素を出す悪玉菌を減らします。
腸内に善玉菌が増えると便秘も改善され、睡眠、血流、免疫力、代謝、全てが好循環になり、肌もその恩恵を受けることになります。
発酵食品は味噌と納豆と考えてください。
他にもありますが、この2つは最も栄養価が高く使い勝手もいいからです。
味噌は味噌汁にすれば簡単だし、納豆もそのまま食べるだけなので簡単ですよね。
おすすめの方法は味噌や納豆にもキパワーソルトを入れることです。
そうすると発酵がさらに進んで栄養価がアップします。
毎食は難しくても1日1食は発酵食品を摂ってください。
肌が汚くなる原因⑥「運動不足で血液の流れが悪くなる」
栄養は摂ることに意味があると思いがちですが、栄養は必要な場所へ届かなければ全く意味がありません。
栄養は血液によって全身の細胞に運ばれます。
つまり血流が命です。
血流が悪ければ、栄養は細胞に届かず細胞は枯渇して栄養不足になってしまいます。
さらに血流は老廃物を排泄する役割もあるので、流れが悪いと毒素も溜まって細胞が汚れて見た目の老化にも繋がります。
血流をよくするには食べ物による栄養も大事なのですが、それは一つの要素でしかありません。
血流をよくするためには運動をすることが根本的な解決策です。
運動不足と肥満を結びつけることができても、運動不足で肌が汚くなるとちゃんと理解している人は少ないはずです。
なのでちょっとピンと来ないかもしれませんが、ここはかなり重要なところです。
運動をすると以下のような肌へのメリットがあります。
- 成長ホルモンが増える
- セロトニンを増やすことができる
- 腸の蠕動運動が行われる
- 血液が全身流れるようになる
- 毛細血管が増える
これらを一つ一つ説明していきます。
① 成長ホルモンが増える
成長ホルモンは天然の美容液と考えてください。
主に睡眠中に分泌されるホルモンで、このホルモンが活性酸素による肌へのダメージを修復したり、細胞を活性化させたりします。
このホルモンが分泌されなくなると、どんなにいい化粧品をつけても、食べ物を食べても肌へのダメージの修復が困難になります。
運動をすると疲れると思うのですが、この疲れは乳酸という物質が分泌されるせいです。
この乳酸は悪いと思われがちなのですが、実は乳酸は成長ホルモンの分泌を促してくれる働きがあります。
なので昼間に運動をしておくと、寝ている時の成長ホルモンの分泌量が全然違ってきます。
運動をした方が肌の修復力が強くなるので肌荒れも改善されていきます。
② セロトニンを増やすことができる
リズムのある運動、例えばウォーキングやサイクリングなどの反復運動はセロトニンという幸せホルモンを増やすことができます。
セロトニンは昼間は集中力を高めて、夜には睡眠を誘うホルモンになります。
このホルモンを増やせば、睡眠の質もよくなり成長ホルモンも分泌されやすくなります。
③ 腸の蠕動運動が行われる
腸は蠕動運動が行われることによって、便を押し出します。
これは食べ物によっても動きますが、運動によって筋肉が動き腸も動くというメリットがあります。
運動不足になると筋肉も衰えるので、腸も硬い筋肉で身動きがとれなくなります。
とくにデスクワークの人なんかはかなり運動不足になっていると思うので、筋肉を動かすことを意識していかなければいけません。
④ 血液が全身流れるようになる
血液を押し上げるポンプの役割をしているのが心臓です。
そしてもう一つ、血液を押し上げている場所があるのですが、それはふくらはぎです。
ふくらはぎは重力などによって下に下がった血液を上に戻す働きをしているのですが、このふくらはぎ(下半身)を動かさないでいると、血液は下半身に溜まって血流が悪くなります。
例えば歩いたりするだけでも足が刺激を受けて血液が上に戻ることができます。
ウォーキングは簡単だし、運動している気分にならないので手軽でおすすめです。
⑤ 毛細血管が増える
血管は3種類あって、一番細くて大量に全身を張り巡らせているのが毛細血管です。
この毛細血管は細すぎてすぐにもろくなって壊れてしまう血管なのですが、壊れやすいだけに増える特性も持っています。
毛細血管は筋肉の周りに多く存在します。
筋肉を増やすと毛細血管も同時に作られるので、運動をして筋肉を使ったり増やしたりすることで毛細血管も増え、細胞に栄養が行き渡りやすくなるのです。
肌が汚くなる原因⑦「化粧品による肌の老化」
化粧品業界に騙されるな
なんとも汚い世の中と思わざるを得ない事実があります。
それは化粧品業界の闇です。
もちろんどの業界にも闇は存在しますが、化粧品もその代表格です。
化粧品は本来、私たちの肌を綺麗にするための商品ですが、実は化粧品会社はそんなことはどうでもいい、大切なのは利益一筋です。
考えてみてください。
私たちの肌がもし綺麗になってしまったら、その会社っていうのは儲からないのですよ。
だってリピートされなくなるし、肌の悩みが減るので、商品が売れなくなります。
なので、肌が綺麗になるよーみたいな商品でお客を釣って、それを使ってみんな肌が汚くなるんです。そうするともっと悩みが深くなるのでもっと美肌用化粧品が売れるようになります。
信じがたいですが、化粧品会社は私たちの肌のことなんか一ミクロも考えてやくれません。
元化粧品会社に勤めている人、こんな世界は嫌だと思って辞めて独立してサロンを経営している人はみんな口を揃えて「化粧品は不要」と言っているのです。
自分の身(肌)は自分で守る
自分の肌は自分で守っていかないと地獄を見ることになります。
話は少しずれましたが、肌にとっては化粧品は異物でしかなく、害なわけです。
全てがそうかと言われれば、そうではないですが売り出されているほとんどの化粧品が不要なのは間違いありません。
化粧品の成分一つ一つを説明していとかなりの時間を要するので、もし興味があればそういう専門の本を読んでみるといいと思います。
肌トラブルは化粧品が原因だった
化粧品はある年齢になるとみんなが使わなければいけない必須アイテムのように世の中は洗脳を受けています。
私が初めて化粧をしたのは中学1年生の時でした。
別に肌が汚いわけでもないのに、下地クリーム、コンシーラー、リキッドファンデーション、パウダーなど馬鹿みたいに塗り重ねていたことを覚えています。
私の頃はMACの化粧品が流行っていて、これを持っているとちょっとステータス的なところがありました。
こういうのが化粧品業界の戦略というか、すごいですよね。
で、思春期×化粧品の乱用で、肌はみるみるボロボロになっていくわけです。
思春期のニキビや肌荒れはその時期が終われば自然と治りますが、化粧品による肌荒れはずっと続いていく・・
でも誰も化粧品のせいだとは思っていないんですよ。
さらにニキビ用クリームをつけたり、保湿のパックをしたり、化粧水、乳液、美容液・・と切りがないほど化粧品をバシバシ肌に与えていくのです。
“肌が良くなった”と感じてしまうトリック
化粧品が手放せない人はファンデーションによるカバー力だったり、化粧水で潤いを感じるからではないでしょうか?
しかしそのカバー力は合成ポリマーというプラスチックでコーティングしているからです。
こうするとツルツルした肌ができあがるんですが、合成ポリマーは肌に密着してクレンジング剤を使わないと取れません。
このクレンジグ剤が肌にドリルを開けるような役割をするのです。
さらに、化粧水で潤いを感じるのは一時的に水分が乗っかっているからです。
肌というのは賢くて、外部からの異物侵入ができないように水のような大きな分子は入り込めないようになっています。
なので肌表面についている水分は浸透せずに蒸発します。
その時肌が持っている水分も一緒に蒸発するので、乾燥肌を作ってしまいます。
化粧水をつけてすぐに乾燥してしまう人は早くそれに気づきましょう。
化粧品を使う唯一のメリット
化粧品は肌にとって異物でしかないのですが、実は一つだけメリットがあります。
それは紫外線から肌を守ってくれることです。
肌荒れ、肌の老化の原因はほぼ紫外線の影響だという人もいるほど紫外線のダメージは大きなものです。
紫外線の肌への影響は後ほど詳しく触れますが、化粧品を使う目的があるとしたら紫外線対策ですね。
肌が汚くなる原因⑧「質の悪い睡眠は肌を壊す」
睡眠で一番大事なのは、何時に寝るかとか何時間寝るかとかよりも、質が何よりも大事です。
質を担保するために何時に寝るとか、何時間寝るとかが必要になってくるだけで、いくらそこを意識しても睡眠の質が悪ければあなたは損をしています。
質のいい睡眠とは?
質のいい睡眠とは「深く眠っている」ことです。
自分が深く眠っているかがわかる目安として、朝起きた時疲れが取れている、朝だるい気持ちがないことです。
疲れが残っている場合は質の悪い睡眠をしている証拠です。
人は寝ている間に成長ホルモンが分泌され、1日の疲れを癒し、肌(細胞)の修復に取り掛かっています。
紫外線でダメージを受けた肌も成長ホルモンが修復してくれるおかげで、老化スピードを遅らせてくれています。
しかしこの成長ホルモンは質の悪い睡眠をしているとほとんど分泌がされません。
私も実際に疲れが残っている日の朝に自分の顔を鏡で見ると老けているのがわかりやすく現れます。
しかしちゃんと眠ると顔は元どおりになっていることがあります。
これだけ成長ホルモンの働きは大きいのです。
質のいい睡眠をする方法についての詳しい記事はこちら
「朝のグッタリ感がなくなる!深く眠る6つの方法」
肌が汚くなる原因⑨「マッサージやエステで肌を傷める」
肌は肌バリヤという極薄の膜で守られています。
これが角質と皮脂なのですが、これを取り除いてしまうと皮膚はむき出しになって異物が入りこんだり、紫外線をグングン吸収してしまうことになります。
なので肌を美しく保つ上で一番やってはいけない行為は「肌をこする」ことなのです。
顔は人に触らせるな
私は顔を人に触られるのが嫌いです。とくに強めに触られた時なんてイラっとします。
「うわ、今肌バリヤ壊れた」とか思っちゃうんですよね。笑
人に顔を触られる機会ってそう多くはないと思うのですが、自分は自分の顔を無駄に触ります。
これも完全アウト。こすったり、揉んだりなんてしてると肌バリヤがみるみる壊れていきます。
そして一番の問題はエステです。
顔のエステに通っている人は今すぐやめた方がいいですよ。
変な化粧品を塗りたくられる上に、顔をぐちゃぐちゃ触られて、私にとっては拷問でしかないのですが・・
肌バリヤをちょっとこすっただけで取れます。
なので、自分で顔をこするのはもちろん、お金を払って顔を擦られる行為って一体なんなの?
マッサージは小じわを作る
肌バリヤの破壊以外にも問題はあります。
エステなどで顔面をマッサージする「フェイシャルエステ」は女性に人気ですが、実はマッサージは筋肉に疲労を起こして小じわを作ります。
顔の筋肉というのは表情筋といって様々な方向に走っています。
つまりそれに沿ってマッサージをしないとなんの意味もない上に、逆にたるみを作ってしまいます。
そして、これにはかなりの技術を要します。
プロの技術者でも自分の顔は自分でマッサージできないといいます。
バイトを使ってやるようなエステサロンはもってのほかです。
高いお金を払って、老化を促進させる行為なので絶対にそういう場所にはいかないでください。
そして間違っても自分で顔をマッサージするのはやめてください。
マッサージをしていなくても、化粧をする時や洗顔をする時に自分の肌を触る時も要注意ですよ。
それよりも笑っている方が表情筋は鍛えられるので変にマッサージするより笑顔の方が美肌に効果的です。
肌が汚くなる原因⑩「虫歯で肌も蝕まれる」
虫歯で肌が汚くなるのはあまり知られていません。
虫歯で肌が汚くなる原因は2つあります。
一つは咀嚼の問題です。
虫歯がある人は上手に咀嚼ができず、消化不良のまま胃腸に食べ物が運ばれます。
そうすると栄養が十分に吸収されないので、肌も栄養不足になってしまいます。
これは、虫歯に限らず早食いや噛まずに食べる癖がある人にも言えることです。
そして二つ目は感染根管です。
以下は歯医者さんのHPでの引用です。
感染根管治療
むし歯が歯髄まで進行して、歯髄が感染壊死した場合とか、根管充填が不十分で根管内が感染している状態を感染根管といいます。
ひどい場合は歯根嚢胞(歯の根っこの主に先端にできる膿の袋)ができたり、婁孔(膿の出口、歯茎にできた、できもののように見えるもの)ができたりします。
この場合は根管内を清掃消毒して根管充填をする必要があります、また過去に不十分な根管充填がされている場合は、一旦根管充填剤を除去して再度根管内を清掃消毒してから、根尖まで根管充填をする必要があります。
なぜこれが肌に関係しているのかと言うと、歯の根っこに繁殖した菌は全身に巡るということがわかっていて、全身にこの菌が巡ると血液を汚して血流を悪くする他、肌の細胞にたどり着けば肌を傷つけるのです。
歯の根っこまで菌が繁殖している場合に、この歯を抜くと肌が綺麗になる人がいるそうです。
定期的な歯科検診と、歯磨きの仕方を学ぶことが美肌を作る上でも重要です。
肌が汚くなる原因⑪「お酒の”毒”は肌に悪影響が」
お酒(アルコール)が体内に入ると、肝臓でアセトアルデヒドという毒性の強い物質に分解されます。
このアセトアルデヒドが二日酔いの原因になっているのですが、この毒物を排泄するために大量の栄養素と大量の水分、大量の酵素を必要とします。
つまり肌の栄養になるはずだったビタミンはアセトアルデヒドの分解に使われ、肌が保持している水分を抜き出してアセトアルデヒドの分解に使われるのです。
そして、肌の老廃物を排泄したり、血液を流したりする代謝酵素は分解酵素として使われて、肌は後回しにされるのです。
お酒を飲むと顔や全身が乾燥した経験はありませんか?
しかしお酒は娯楽の一つでもあり、好きな人にとっては完全にやめることは不可能だと思います。
お酒は百薬の長と言われるように、ストレスを解消できる手段でもあるのです。
なのでお酒を飲む時は、肌に影響を与えないくらいの大量の水分と大量のビタミンを摂取してください。
あとは連続で飲むのを控えて、肌のために休肝日を作るようにしてください。
肌が汚くなる原因⑫「タバコは肌の破壊兵器」
タバコはコラーゲンを破壊する
タバコに含まれる有害物質は大量の活性酸素を発生させます。
この活性酸素はコラーゲンを直接破壊します。
コラーゲンは肌を持ち上げる役割をしているので、コラーゲンが破壊されると皮膚を持ち上げられないのでシワやたるみが出てきます。
タバコによる酸化の恐ろしさ
さらにこの活性酸素はコラーゲン破壊だけではありません。
肌の細胞も酸化させるので、肌はくすみ、シミになり、毛穴も黒ずみます。
肌の皮脂も酸化させるので、ニキビの原因になります。
細胞が酸化すればターンオーバーも乱れるので、肌の代謝が行われずニキビも治らず痕になってしまいます。
タバコはビタミンCを奪い取る
活性酸素が発生しても、体内にビタミンCがあればある程度除去してくれるのですが、タバコはビタミンCを大量に奪い取ってしまいます。
タバコを吸うと、ストレスホルモンであるコンチゾールが分泌されるのですが、コンチゾールを生成する時にはビタミンCが使われるのです。
タバコは今すぐやめるべきですが、もし吸っている場合は大量すぎるビタミンCの摂取が必要です。
タバコを吸っている人に近寄るな
自分がタバコを吸っていないからって安心してはいけません。
自分の近くでタバコを吸われたら、自分も同じ害を受けています。
私はタバコが死ぬほど嫌いで、タバコ吸ってるやつ全員消えろって思ってます。
タバコを人前で吸う人は人の命を奪っています。
泥棒どころか殺人犯ですよ。極端かもしれませんがね。
タバコを吸い終わった人にも近づくな
タバコにを避けるのは徹底した方がいいですよ。
まず近づいてはいけないものを紹介しておきます。
喫煙所周辺
喫煙所周辺はタバコの煙でムンムンしています。
喫煙所に入らなくても、その周辺は避けて通ってください。
街中のオープンな喫煙所とか、絶対に通らない方がいいですよ。
分煙の店
分煙をしているお店も私は入りません。
分煙していても、タバコの煙は空気によって漂います。
完全禁煙、しかも外でも喫煙禁止のお店しか入りません。
タバコを吸い終わった人
タバコを吸い終わった人がタバコ臭いのを感じると思います。
これはまだその人が有害物質を発している証拠です。
タバコの煙は目に見えなくてもその人にまだくっついて、それを撒き散らしています。
タバコ吸い終わった人には警戒してください。
(もちろん歩きタバコにも注意ですよ)
肌が汚くなる原因⑬「紫外線は浴びるほど肌を汚くする」
最後に、肌が汚くなる最大の原因「紫外線」について説明していきたいと思います。
実は紫外線を浴びることにはなんの影響もないのですが、紫外線が細胞を傷つけるくらい奥まで入り込んでくることがやばいのです。
紫外線のダメージが肌の深層までたどり着くと、そこで活性酸素が発生して細胞の代謝を妨害します。
そして、活性酸素によって酸化した皮膚はシミのような黒ずみが生まれます。
これがメラニンというやつですが、メラニンは代謝が行われれば自然と取れるのですが、細胞が破壊されている場合は皮膚の代謝ができずに色素が沈着してしまいます。
これはニキビ跡、毛穴の黒ずみでも同じことが言えます。
紫外線によって細胞が破壊されると代謝ができなくなります。
なので汚い肌はいつまでも汚い肌が繰り返し生まれてくるのです。
紫外線カット方法は3つ
紫外線をカットするには、だいたい3つくらい方法がありますが、一つだけでは不十分なので全てやることが大事です。
自分の皮膚を健康にして紫外線を反射する力をつける
紫外線というのは光です。
光は反射する力があり、日焼け止めクリームとはその反射を利用した商品です。
化粧品を使わなくても、皮膚が正常であれば肌バリヤが紫外線をある程度反射してくれるのです。
カサカサした肌は光を反射できないので、紫外線は入り込み放題ですが、キメの細かい水分を持った肌は海がキラキラ輝いているように光を反射する力があります。
つまり肌バリヤを正常にして、肌に適度な水分を保持させることは紫外線対策にも繋がるのです。
日焼け止め化粧品を使う
日焼け止めクリームを使って紫外線を反射させる方法が一般的ですよね。
外出する時はもちろん、屋内でも窓を透過してくる紫外線があるので日焼け止めクリームは年中塗った方がいいでしょう。
とくに肌が汚い人は、皮膚の光反射能力がないので日焼け止めを塗らないとすぐに細胞がダメージを受けてしまいます。
注意点としては、日焼け止めクリームの選び方です。
これを間違えると紫外線によるダメージよりも化粧品によるダメージが大きくなってしまいます。
詳しくは肌を傷つけない日焼け止めクリームの選び方の記事をお読みください。
紫外線をカットするアイテムを使う
紫外線クリームを塗って外に出るのはいいのですが、市販の一般的なものだと塗ってから2時間くらいしか持ちません。
こまめに塗っている人はかなり少ないのではないでしょうか?
そんなリスクも防ぐために、紫外線カットアイテムは重要です。
日傘、帽子、長袖、長ズボンなど紫外線をよりカットしやすいアイテムを身につけるのも有効です。
ちなみに紫外線は夏だけでなく、一年中降り注いでいて、冬だって夏の半分の量の紫外線があります。
しかも、コンクリートや白い雪でもより下から反射してくるので2倍の紫外線を浴びてしまうことにもなります。
なので夏とか冬とか関係ありません。あとは晴れとか雨も関係ないです。
太陽が出ている限り紫外線は降り注いでいることを忘れないでください。
最後に
今回紹介した肌が汚い原因は、一見肌には関係なさそうな気がして実践するのをためらってしまう人もいるかと思いますが、対策をすることで確実に肌は綺麗になります。
それはどの専門家も、お医者さんも知っていることです。
病気になると薬を飲みたくなるように、肌が汚くなると何か塗りたくなるのもわかりますが、実は自分の生活習慣の見直しの方が時間はかかってもいい結果が待っています。
あとは、全部実践しなければいけないのか?と聞かれればもちろん全部実践するのが最高です。
一つでいいからやってみるのも大事ですが、その原因を正しても他の原因がある場合には肌が綺麗にならないので、生ぬるい考えは捨てて全部やってみてください。
ちなみに私は砂糖を抜く、睡眠の質を上げることで肌が改善されたのを感じました。
人によって原因が異なるので、全部実践するのが一番です。
コメントを残す